シャングリラの少女と、10年ぶりの再会。
1日数組の観光客と一緒に写真を撮る仕事をしていたチベット族の少女は、今どこで何をしているのだろうか。
10年前にはあまり中国語を話せなかった亮さんが、中国語が堪能になったことで、1つ1つの出会いがより濃密に、より刺激的になって行く様子がおもしろい。
「中国語」と「再会」。10年前には、亮さんのことはあまり記憶に残らなかったと言うチベット族の彼女だけでなく、涙もろいチベットの人々が、再会を喜び、感極まって泣き出す様子に、思わずこちらももらい泣きしてしまう。言葉って大事だなぁと考えさせられる再会の旅。